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ストーリー

#24「終わりと始まりのプロローグ」

「未来を司る女神作戦(オペレーション・スクルド)」の概要を理解した岡部は、ラボへ戻って未来ガジェット「サイリウム・セーバー」を用意する。この内部には血糊が仕掛けられており、紅莉栖の血に見せようと考えたのだ。タイムマシンにはあと1往復ぶんの燃料しかなく、今回のタイムトラベルが最後のチャンスになる。7月28日に跳躍した岡部は、カプセルトイが並ぶラジ館7階へ急ぎ、カプセルマシンを回した。転がり出てきたのは、まゆりが手に入れるはずだったメタルうーぱ。それを拾い上げた岡部は、紅莉栖と中鉢が出会う事件現場で身を潜めた。しかし、そこで「サイリウム・セーバー」の血糊が固まっていることに気がつく。窮地に追い込まれたものの、辛うじて血糊の代わりになるものに思い至った岡部は、驚くべき行動に出る。岡部は紅莉栖にナイフを向ける中鉢を挑発し、凶刃をその身に受けたのだった。死にものぐるいの岡部の姿に恐れをなした中鉢は、論文の入った封筒を奪って逃走する。岡部は駆け寄ってきた紅莉栖をスタンガンで気絶させると、ナイフを腹部に深くまで刺し入れた。そして、流れ出た血の上に紅莉栖を横たえさせ、自分が「観測した」紅莉栖の姿を再現したのだった。未知の世界線「シュタインズゲート」に到達した岡部は、傷が回復した後、るか、フェイリス、萌郁、まゆり、ダルにラボメンの証しであるピンバッジを渡す。ピンバッジには、この世界のどこかで生きている紅莉栖と、7年後に生まれてくる鈴羽のイニシャルも刻まれていた。ピンバッジを配り終えた岡部は、中央通りの横断歩道で紅莉栖と再会する。彼女は命の恩人にお礼を言うために秋葉原で岡部を探し続けていたのだ。紅莉栖にラボメンNo.004のピンバッジを手渡した岡部はこう言った――「これが、シュタインズゲートの選択だよ」。

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GLOSSARY

【用語1】 サイリウム・セーバー

未来ガジェット6号機。先端に血糊が内臓されたケミカルライトスティックで、リアルなチャンバラごっこが楽しめる。岡部はこの血糊を使って紅莉栖の死を偽装しようと考えたが、長期間使っていなかったために凝固しており、窮地に追い込まれることになる。

【用語2】 うーぱ

『雷ネット翔』のマスコットキャラクター、うーぱのカプセルトイ。タイムトラベルをした岡部は、7月28日の岡部に先んじてカプセルマシンを回し、まゆりが手に入れるはずだった超レアな「メタルうーぱ」を入手した。その結果、中鉢が持ち出した論文の封筒は金属探知機に反応することなく飛行機の貨物室へ送られたため、貨物室の火災事故で論文は燃えてしまった。

【用語3】 おじさんの理論

2025年の岡部が立案した「未来を司る女神作戦」における、シュタインズゲートに到達するための理論。紅莉栖の命を救い、なおかつ中鉢が紅莉栖から奪った論文を処分すれば、タイムマシン開発競争は起きず第3次世界大戦のない未来が訪れる……と推測したものである。なお、β世界線の岡部はα世界線と同じく2025年に死ぬことが決まっている。この作戦は岡部の晩年に立てられ、その意志と研究成果を継いだダルが完全なタイムマシンを作り上げたことで2036年に決行された。

【用語4】 ラボメンNo.008

8人目のラボメンとなる鈴羽は2017年に生まれ、α世界線とβ世界線においては19歳のとき……つまり2036年の世界からタイムマシンで2010年にやって来ている。しかし、シュタインズゲート世界線ではSERNも世界の大国もタイムマシンを開発することはなく、鈴羽が2010年に来た事実はない。そのため、岡部が2回目のタイムトラベルから帰る途中で、シュタインズゲートへ到達するとともに鈴羽の痕跡はすべて消えてしまった。

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